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- 焼きバメ(鉄芯巻)加工
MCナイロンなどの樹脂と芯金を一体化する加工を「焼きバメ(焼き嵌め)」といいます。樹脂の温度による伸縮、収縮性を活かした加工方法です。樹脂を炉に入れて熱を加え、膨張して広がった内径に芯金を入れます。冷えて常温になると収縮し、カッチリと一体化します。
![焼きバメ(鉄芯巻)加工品の写真](https://matoba-ss.co.jp/images/processing_detail/yakibame/img_yakibame.jpg)
- 樹脂を温めることで膨張させて内径を広げます。広がったところにギリギリの寸法の芯金を入れ、樹脂が冷えれば樹脂が縮んでガッチリと外れなくなります。
- 金属の歯車を使う場合、重量、騒音などの問題がありますが、そのような時は外周部をMCナイロンなどの樹脂にすることで問題を解決します。