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- プラスチック加工技術
- 曲げ・接着・溶接加工
アクリル、塩ビ、PETなどの材料に対して、曲げたい部分を電熱棒や電気炉で軟化させ、固定治具や型を使い必要な角度に曲げます。
また、溶剤や専用の接着剤などを使用し、材料と材料を貼り合わせます。
- 材質により耐熱温度が異なり、高温になる程難しくなります。温度を使い分けることで、適切に仕上げます。
- 品物の強度を持たすために、同素材の溶接棒を熱風で溶かして溶接を施します。溶接技術を用いてケース、カバー、タンクなどを製造します。
- 長尺の材料、または5mm以上の厚めの材料を曲げる場合には、V溝を入れて曲げることでキレイに曲げられます。また、ソリも防ぐことができます。
- アクリルなどの材料を接着する場合、気泡が残ってしまう問題がありますが、適切な溶剤選びと接着の方法により解決可能です。
- 一般的な溶剤接着の場合、板を固定して注射器などですきまに注入していきます。
- 膨潤接着にて対応することもあります。(若干すきまを大きくして溶剤を溜め、時間を置くことでアクリルを溶かして強固に引っ付ける方法)
- アクリルは、バフで磨く、ガスで炙る、溶剤を塗布する、などの方法で、透明感を出します。